戸手本町の家
2021年 神奈川県 木造 地上3階 敷地面積：168.04㎡ 建築面積：87.74㎡ 延床面積：177.46㎡
住宅密集地の50坪ほどの敷地に建つ、分離型の二世帯住宅です。
１階（親世帯）はアオダモのある中庭を囲むコートハウス。
２、３階（子世帯）は吹抜けで家族の気配が伝わり、プライバシーを守る広めのバルコニーで外とのつながりを楽しめる住宅です。
外観。中庭を囲むコの字型の３階建て二世帯住宅。
玄関ポーチ。親世帯と子世帯の玄関が別々の完全分離型です。
ポーチの前には大谷石の踏み石を置きました
親世帯の玄関。靴の脱ぎ履きがしやすいようにベンチと手摺を設けました。
中庭に面した親世帯のリビングダイニング。正面に主木のアオダモ。
リビングダイニング。右手のキッチンからも中庭を眺められる。
ソファ、テーブル、ベンチはデザインしたオリジナル。テーブルはコタツにもなります。
１階の和室は来客時に使いますが、ふだんは親世帯のリビングダイニングとひとつながりになります。
中庭の主木はアオダモ。撮影時は猛暑の影響か少し元気無し。
アオダモは繊細な枝振りが魅力です
中庭の下草。ヒメリュウ・シモツケ・ギボウシなど。
寝室からも中庭の緑が見える
子世帯の玄関。正面の和室を通じて親世帯とつながります。
２階子世帯のリビング。フラットな畳敷きスペースで床暖房が入っています。
リビングの前はレンガ敷きのバルコニー。洗濯物を干したり遊んだりと多用途に使える広さがあります。
ハイサイドライトから常に光が入ります。３階の小さな扉は子供室のもの。
ダイニングからリビングを見る
リビングからダイニングを見る
ソファ背面はPCコーナー。リモートワークが当たり前になり計画することが増えました。
ダイニングとキッチンの正面には中庭が見える
TV台はベンチにもなる
リビングに面したバルコニー
バルコニーから見る中庭。アオダモはあと数年で窓に届くでしょう。
バルコニーから中庭を見下ろす
主寝室からも中庭の緑が見える
リモートワークができるように小さな机を置いています
本を選んで階段で読書も
電子ドラムの練習スペース
吹抜
廊下に面した長いクローゼット。その奥に子供室。
中央の引戸で分割可能な子供室。引戸の両側はそれぞれが好きな色を塗っています。