東が丘の家
2007年 東京都 RC造 地上2階 敷地面積：329.13㎡ 建築面積：143.67㎡ 延床面積：201.65㎡
緑が豊かに残る落ち着いた住宅地に建つ家。
地上の庭に加えて２階と屋上にも植栽を施し、吹き抜けからは穏やかな陽光が満たします。
季節の変化を楽しみながら、戸外とつながる暮らしが展開する住まいとなりました。
緑化された路地を通ってアプローチします。２階と屋上にも植栽を施し、周囲の緑とつなげました。
アプローチには木製のトレリスを建て、バラやクレマチスなどの蔓性植物を絡ませています。足下にも土を入れ、色とりどりの花が楽しませます。
庭とひとつながりに感じられる玄関ホール
四季を楽しむリビング。ヤマボウシの白い花、モミジの鮮やかな紅葉、カツラの爽やかな新緑や黄葉などが移りゆく季節を楽しませてくれるでしょう。
窓は季節に応じて簾戸や障子などの建具を入れ替えられるようにしています
簾戸を入れると繊細な光が室内を満たします。家具はオリジナル。
リビングとダイニングは、壁に穿たれた開口越しに緩やかにつながります
北のダイニングには、吹抜のハイサイドライトから柔らかな光がおりてきます
和室の障子は庭の風景を楽しめる雪見障子
窓を開放して庭とひとつながりにもなります。デッキから手の届く位置にはブルーベリーを植えました。
庭からリビングを見る
庭から和室を見る
階段の手摺は、細い鉄筋に籐を巻きつけています
屋上庭園から庭を見下ろす。白い花を咲かせているのはヤマボウシ。
２階は寝室、個室をすべて南の庭に向けて配置しています
屋上庭園は、目隠しのコンクリート壁を背景に都会的な雰囲気としました
屋上庭園
夕景。主庭を囲むように建物を配置しているので、どの場所からでも緑を見られます。
夕景