三島の家
2016 静岡県 木造地上2階 敷地面積:178.87u 建築面積:84.68u 延床面積:132,48u

南北に長く三方が道路に面した敷地。その形状に合わせて、長い平面をした住宅です。
1階は、南に庭があり、デッキで緑とつながるLDK。
2階は寝室や子供室ですが、長い平面に合わせて部屋を並べると、窓はすべて道路の方を向きます。
そして、お向かいの家の視線が気になるので、あまり大きな窓は開けられません。
そこで、ひと工夫しました。部屋と部屋のあいだに、屋根の架かった外部のデッキを設けたのです。
トップライトのある屋根でおおわれているので、「カバードデッキ」と呼んでいます。
木でつくったベンチがあり、その後ろにはプランターを置いて緑を育てられ、各部屋から自由に出入りすることができます。
周囲の視線を気にすることなく大きな窓を設けられ、明るく快適に暮らすことができるため2階の「中庭」とでも呼べるでしょうか。
このような、完全に外ではない内のような外がある住宅は、単に外を見る窓があるだけの住宅に比べ、外の空間をより豊かに楽しめるようになります。

 
三島の家ファサード

南東から見た外観

 
三島の家ファサード
北東から見る
北側は緑化した駐車スペースです。
 
三島の家緑1
駐車スペースにはトネリコを植えました。壁の向こうはビルトインの駐車スペース。
 
三島の家緑2
ビルトイン側から見る
 

三島の家アプローチ2

玄関付近。2階にはカバードデッキの花台が見えています。
リビングの窓前にはルーバー壁を設け、モッコウバラを絡ませます。
 
井口の家西庭1

ルーバー壁

 
三島の家アプローチ
ポーチから玄関を見る。
玄関扉の横は、換気のための窓。格子網戸を室内側に設けています。
 
三島の家玄関
玄関
 
三島の家玄関ホール

玄関からLDKの入口を見る。
扉はガラスの間にスクリーンを挟み向こうの雰囲気が感じられるようにしています。
右は、キッチンに光を入れ風通しをよくするための窓。

 
三島の家LDK1
LDKから南の庭を見る
 
三島の家LDK6
リビングから気軽に出られるデッキは格好の遊び場
 
三島の家LDK3
リビング正面の主木はアズキナシ
 
三島の家LDK3
窓は庭とつながる大切な場所。
風景をきれいに見せるともに部屋の温熱環境も左右します。
そのため、左右の戸袋から簾戸と障子を出して入れることができます。
 
三島の家LDK3_簾戸
簾戸は夏のしつらえ。きびしい日差しをやわらげます。
 
三島の家LDK3_障子
障子は冬の冷気を閉じ込め柔らかい光を室内に届けます。
 
三島の家キッチン
庭を見ながら調理ができるキッチン
 
三島の家LDK2
リビング
 
三島の家LDK4
リビングから玄関方向を見る
 
三島の家庭1
アズキナシ・ヤマグルマ・ソヨゴ・常緑ヤマボウシ・ツツジなどを植え自然な雰囲気としています
 
三島の家庭2
庭から見る
 
三島の家階段1
建物の中間にある階段にはトップライトを設け、光井戸のようにしています。
 
三島の家階段2
階段
 
三島の家カバードデッキ4
カバードデッキに面した2階ホール。左は階段。
 
三島の家カバードデッキ1
ホールからカバードデッキを見る
 
三島の家カバードデッキ2
カバードデッキ。正面は個室。
 
三島の家カバードデッキ3
カバードデッキからホールを見る
 
三島の家個室

個室からカバードデッキを見る

 
三島の家和室

和室からカバードデッキを見る