敷地は埋め立て地で、目の前が昔の貯木場という立地の単純な箱状の建物です。 用途は家具・雑貨・服飾・家電などの物や人物を撮る撮影スタジオ。 だから、主役は風景やそこを使う人ではなく、あくまでモノ。 そして、それを綺麗に写すことが基本です。 でも、やっぱりそこにいる人もイイと思える建物にしたい。 そういう想いを建て主と共有しながらつくりました。
東を見る。 東西の長さは約12.7メートル。撮影の自由度を考慮した広さとしています。
北西を見る。 敷地の北側は以前は貯木場として栄えていた内海で、遠く都心の方までを見渡せます。 その立地条件を活かし、北側に大きな窓とデッキを設けています。