高田のコートハウス
2008 神奈川県 木造地上2階 敷地面積:168.95u 建築面積:72.49u 延床面積:105.60u

中央のデッキ敷きの中庭を囲んで、南側を開いたコの字型プランのコートハウスです。
東西の棟が平屋で、敷地奥の落ち着いた西棟はLDK、道路側の東棟は玄関と和室です。
その2棟を水廻りと階段を配した北棟が結び、南面する2階は個室群です。
中庭の風景を軸に生活が展開する気持ちの良いすまいとなりました。
 
東側の前面道路から見ています。
南に駐車スペースなどの外部空間をまとめ、北に建物を寄せています。
コンクリート塀の向こうが玄関。
 
煙突のある西棟がLDKで、手前の東棟が和室。コの字型の構成がよく分かります。
中庭のヒメシャラが、この家の象徴のように垣間見えています。
年月を重ね、その存在がより味わい深くなっていくことでしょう。
 
距離は長くありませんが、視線を変えながら移動することで変化のあるアプローチとしています。
奥は紅葉の美しいスズランの木。
 
玄関を入ると、中庭を通して向こうの部屋まで見通せます。
明るく開放的で緑とつながった空間が中庭を中心に広がっています。
 
コートハウスでは、中庭のまわりに動線が展開します。
緑陰のゆらめきなど、外とのつながりを常に感じられるすまいです。
 
 
 
高田のコートハウス中庭の緑
中庭の主木はヒメシャラ、手前はブルーベリー。下草はシモツケなどです。
コートハウスには、隣家を気にすることなく大きな窓で開放的にできる魅力があります。
 
リビング。平屋ですので、屋根のかたちなりに船底天井としておおらかな部屋としています。
薪ストーブの炎と中庭の風景を前にしてゆったりと過ごす時間は、何物にも代え難いものでしょう。
 
LDKは、仕切らずにひとつながりの連続した空間としています。
キッチン部は2階建てなので、天井の高さを切り替えています。
 
リビングから中庭を見ています。
大きなガラス窓を通して中庭と室内がひとつながりに連続します。奥が和室と玄関。
 
和室から中庭を見る。
建具を壁に引き寄せることで、額縁の中の絵のように中庭の風景を楽しめます。