永福町の家
2003 東京都 RC造地上2階地下1階 敷地面積:156.45u 建築面積:74.83u 延床面積:188.56u

住宅の密集地に建つ都市型のすまいです。東側に中庭をとり、中庭へ開いたL型の平面構成をした建物です。
地下から屋上まで4層の場それぞれで魅力的な内部と外部のつながりを求めました。
主階は2階のリビングダイニングで中庭に面して明るく大きく開いています。
 
▲外観
近隣に対して閉じた表情なので、屋上へ行く階段の踊り場からバルコニーを跳ね出させています。
ささやかでも暮らしの表情を垣間見せることが大切だと考えているからです。
 
▲リビング・ダイニング
2階はリビング、ダイニング、キッチンとつながり大きなワンルームとなっています。
白を基調とした室内には様々な方向から光が差し込み明るい空間となっています。
 
▲ハイサイドライト
屋上へ行く階段のハイサイドライトです。
室内と屋上とは縁が切れてしまいがちですが、窓からは植栽と空が見えるため、
2階のリビングから屋上へ自然と気持ちがつづきます。
 
▲キッチンからの風景

通常は手元の隠せるセミオープンキッチンをつくりますが、片付け上手できれい好きな建主の希望で、
広々としたオープンキッチンをつくりました。

 
▲リビング
居心地の良い場所をつくるには家具などのしつらえが欠かせません。
部屋の大きさや向きを決めるときはそこにどのような家具が配置されるか、
そこからどのような景色がみえるかを考えながら設計しています。
 
▲ダイニング夜景
バルコニーからダイニングをみたところです。
開口にガラスを多用していますので内と外の繋がりを感じ取れます。
 
▲屋上庭園
スチールでつくったパーゴラにはモッコウバラをからませています。
住宅地の屋上は想像以上に開放感にあふれ遮る建物はほとんどありません。
 
▲中庭の風景
プライバシーを確保された緑豊かな中庭です。
季節の良い時期などには椅子やテーブルを持ち出して読書や食事などアウトドアリビングを楽しむことができます。
 
▲中庭
主木のザクロを2階テラスから見下ろしたところです。
中庭に木を植えると窓外の風景を豊かなものにしてくれます。
 
▲中庭の夜景
木製サッシのはめ殺し窓と隠し框の引戸で構成されています。
フルサッシの開口には、原則として深い庇を設けています。
 
▲寝室1
床から天井まで窓をとることで、明るく、そして広がりのある部屋となっています。
 
▲寝室2
寝室から中庭のザクロをみたところ。
住宅の密集した土地にありながら、中庭を設けることで落ち着きのある窓外の景色を得ることができました。
 
▲アトリエ
地下のアトリエの風景。ドライエリアの螺旋階段は2階のキッチンまでつながっています。
 
▲アトリエ
壁面全体に棚を造り付けることによりアトリエとしての趣をデザインしました。