あざみ野の家
2002 神奈川県 木造2階 敷地面積:203.57m2 建築面積:66.20m2  延床面積:99.07m2

コンパクトな住空間とゆったりとしたデッキからなるすまいです。
小さなすまいの中に大きな空間をつくることで家族同士が一層結びつくような空間構成を計画しました。
デッキの庭の隅には葡萄棚、テーブル、ベンチをしつらえています。
 
▲外観
敷地は雛壇状の分譲地です。
擁壁の無愛想な表情をやわらげるために、来客用の駐車場と設定している場所にシマトネリコを植えました。
 
▲パーゴラのあるデッキ
葡萄をからませたパーゴラの下から居間を見ています。
カウンンター奥のキッチンは、この家の特等席。居間の大きな窓から奥のへと風が吹き抜けていきます。
 
▲パーゴラ
パーゴラの下にはデッキとベンチをしつらえています。
園芸作業などで多少汚れても構わないように、デッキと同じ素材でざっくりとした造りとしています。
山葡萄の緑陰は、目にも身体にも涼しげです。
 
▲アウトドアリビング
陽当たりの良く広いデッキは、プライバシーを守られた、文字通りのアウトドアリビングです。
緑陰を落とすパーゴラ、広いベンチ、そしてテーブルをしつらえると、そこは室内では得られない心地よい場所となります。
 
▲リビング・ダイニング
リビング、ダイニングは常に外との一体感が味わえるように、ダイニングテーブルが庭に向けて配置しています。
居住部はコンパクトにまとめ、残りを広いデッキとして開放的に暮らせるようにしています。
 
▲リビング・ダイニング

快適な暮らしには様々なしつらえが必要ですが、どうしてもバラバラになりやすいもの。
室内を白一色にまとめることで、その多種多様さを一つの背景にまとめようとしています。

 
▲リビング・ダイニング
少人数の小さな居間は、ベッドをソファ代わりに置く程度でも充分に成立します。
ソファ前の棚にはテレビ、左にはダイニングとキッチン、右には庭が見え、心地良い場所とすることができました。
 
▲階段
吹抜けを見下ろせるように、階段上でわずかに突き出したバルコニーがみえます。
天井のスチールフレームは、小屋梁を補強するハイブリットサスペンショントラスです。
 
▲居間からの風景
玄関から居間に入り庭に向くと、この風景が額縁に納まって目の前に現れます。
両脇の戸袋に建具は収納され、気候の良い時期には室内と外のデッキが密接につながります。
 
▲収納される建具
デッキに面する窓は、戸袋に収納可能な木製建具としています。
この家では、ガラス戸、網戸、障子を組み合わせています。
 
▲ロフト
2階ののアトリエからロフトを見上げています。
中央のエアコン一台でこの家の冷暖房をまかないます。それを補うために、シーリングファンで室内空気を循環させます。