富岡の家
2000 福島県 木造地上2階地上1階 敷地面積:672.28u 建築面積:234.31u 延床面積:270.37u

福島の小さな街にあるすまいで、都会ではうらやましい程の広い敷地です。
東西に長い敷地を活かし、複数の庭に面しながら雁行する平面計画としました。
生活の中心となる水廻りと食堂は主庭に面し、居間は他の部屋よりも床を一段下げ池を配しています。
庭の風景を奥行き深く親密に楽しめる構成です。
 
▲外観
南側外観。奥がリビングで手前がダイニングとキッチンです。深い軒と広い濡れ縁が落ち着いた立面をつくります。
この様な半屋外の空間によって、室内に居ても自然と気持ちが外へ向かいます。
 
▲濡れ縁
靴を履くことなく室内からそのまま外を歩き回れる事は楽しいものです。
奥はリビングに面した池。水と緑が楽しめます。
 
▲ダイニング
庭に向かって開放された陽当たりの良いダイニングです。
雁行しながらつながる部屋が広がりを感じさせます。
 
▲キッチン
手元が隠せるセミオープンキッチンです。食事の用意の際も会話が楽しめます。
 
▲リビング
ペアガラスの大きなはめ殺しガラスと引戸により緑が視界一杯に広がります。
池のきらめきも目を楽しませます。
 
▲簾戸
夏のしつらえとしての簾戸。日差しを和らげますが外の気配は感じ取れます。
 
▲障子
冬のしつらえとしての断熱障子です。
断熱障子とは、障子の表と裏に紙を貼り間に空気層を設けた障子のことです。
敷地は寒冷地ですから、ペアガラスだけでは熱の出入りに不安があるので特に用意しました。
 
▲池
濡れ縁の下まで入り込む池は、晴れた日には陽の光を受け、水面のきらめきがリビングの天井を明るく照らします。
リビングからも魚の泳ぐ様子を楽しく眺めることができます。
 
▲浴室
入浴時にも緑とのつながりが感じられます。