成城・奥の切妻
1998 東京都 RC造地下1階地上2階 敷地面積:254.36u 建築面積:101.01u 延床面積:254.07u

東京の代表的な住宅地に建つ住まいです。
コンクリートの建物ですが、周りの落ち着いた景観に合わせて切妻の屋根を設けました。
敷地は路地奥で、隣家に囲われているため建物をL型とし中庭に向かって開いています。
おかげで、各部屋とも陽光や風、季節を知らせる植栽を楽しめます。
また建具や暖炉、照明など暮らしを支えるしつらえの充実をはかりました。
 
▲外観
外壁コンクリートの型枠は、ベニヤではなく杉板を用いたので肌理のある落ち着いた表情となっています。
屋根は薄い石を重ねて葺く天然スレートなので、自然な風合が得られました。
バルコニーは、手摺のフレームはステンレスを用い、中にすりガラスをはめ込んでいます。
 
▲中庭側の外観
デッキと植栽でつくった中庭。中庭に隣接するのはサンルーム。
 
▲アプローチ
奥行きのあるアプローチ。
塀際の植栽はシャラの株立ちで、下草はキリシマツツジです。
 
▲リビング
左奥はダイニングで左のサンルームを介して繋がります。
インテリアは木を基調としました。
 
▲リビング
サンルームを簾戸で仕切るとダイニングから独立します。
 
▲リビング
テーブルなどの手持ちの家具の色に合わせ、内装の木の色を統一しました。
 
▲建具
窓には季節に応じた建具が、引込み戸として用意されています。
心地よい風には網戸、夏の照返しには簾戸、冬の冷込みには障子と、必要に応じて単独で引き出すことができます。
 
▲キッチン
さまざまな機器を収納したキッチンで、レンジフードを含めデザインしました。