駒場のコートハウス
1997 東京都 RC造地上2階 敷地面積:277.48u 建築面積:194.10u 延床面積:231.00u

古くからの店舗を含めた住まいの建て替えです。
敷地は都心の交通量の多いバス通りに面しているため、道路からの騒音と店舗と住宅の分け方が計画の課題でした。
南北に長い敷地中央に中庭を配置し、中庭を挟んで南側に店舗と来客用の和室を、
北側に主な居室を2階建てにしてまとめることで互いの距離をとっています。
コンクリート造なので、中庭や奥の部屋には道路からの騒音は届かず静かです。
おかげで、庭を眺めながらの落ち着いた暮らしが可能となりました。また、南側の平屋の屋上は菜園としています。
 
▲外観
奥にある南のバス通りから入った路地に面して玄関があります。
長い壁面に沿って足元にはツツジとアイビーを植えてあります。
 
▲玄関
周囲に対して閉じた壁が多いので、玄関には表情をもたせました。
コンクリートには飾り目地、ポーチの奥は扉と一体となった木の壁として迎え入れます。
 
▲リビング・ダイニング
リビングのソファからの眺め。大きく開いた窓が中庭の景色をより美しくみせます。
向かいの棟には店舗があります。
 
▲ダイニング・キッチン
コンクリートの壁で囲われたセミオープンのキッチン。
一辺が1.6mある正方形のダイニングテーブルはナラの集成材でつくりました。
 
▲キッチンから見る
キッチンとダイニングは対面しながらも、カウンターでキッチン作業の手元は隠せます。
しかも、中庭を眺めながら料理ができます。
 
▲中庭の主木
主木は、早春に白い花びらの美しいコブシの株立ち。下草は灌木とフッキソウです。
右手に玄関が見え、左手の屋上が菜園となっています。
 
▲廊下から中庭を見る
大きく開放した窓を通して、部屋の移動の際にも中庭の景色を楽しめます。
 
▲主木の配置
左手がリビングダイニングです。主木のコブシと向かい合うように配置しました。
中庭は周囲から独立した落ち着いた環境となっています。
 
▲中庭夜景
右手がリビングダイニングで、奥が玄関。中庭を通して部屋が繋がります。
 
▲屋上庭園
店舗の屋上は菜園としています。都心でありながら穫りたての野菜が味わえます。
 
▲屋上庭園
屋上庭園から中庭越しに住居棟をみたところです。
左の物干場はアウトドアリビングを楽しむバルコニーとしても使えます。